趣旨
晩年を山中湖に暮らし、戦後の大著を執筆した明治・大正・昭和を生きたジャーナリズムの巨人である徳富蘇峰は、残念ながら平成の時代における評価は十分ではありませんでした。何よりも徳富蘇峰を知る機会が多く無かったことが原因だと思っています。いま平成から令和と新しい時代を迎えるにあたり、また昨今のインターネットの普及による情報爆発の時代において、フェイクニュースなどをはじめ誤った報道、誤った情報に踊らされがちな時代を迎えてしまいました。そのような「令和」時代だからこそ、日本のジャーナリズムの原点たる徳富蘇峰を学び、徳富蘇峰の様々な取り組みから、今後の日本のますます高度化する情報社会を生きる私たちに必要なメディアとジャーナリズムとリテラシーを学びながら、山中湖村の郷土の誇りとして、徳富蘇峰を世代を超えて伝えたいと考えております。
私たちの取り組みにぜひ、ご参加いただきたくお願い申し上げます。
丸山高弘
4つの取り組み
フォーラム(令和頑年度末/2020年2~3月)
日本のジャーナリズムの現場にいらっしゃる方々をパネラーとして招聘し、令和と日本の未来のジャーナリズムのあり方を通して徳富蘇峰を学ぶフォーラムの開催します。
【開催案】
開催時期 令和2年2月または3月
開催場所 山中湖情報創造館あるいは徳富蘇峰館
基調講演 四方輝夫(作家、ジャーナリスト)
パネルディスカッション(候補予定) 四方輝夫
阿比留瑠比(産経新聞社政治部編集委員)
八幡和郎(評論家・歴史家)
山地重廣(富士山歴史の道を守る会 郷土史研究家)
野村晋作(山中湖文学の森 徳富蘇峰館学芸員)
翌日にはエクスカーションとして、山中湖村内における徳富蘇峰ゆかりの地をめぐるツアーを開催予定。
勉強会
村民を対象とした徳富蘇峰を学ぶサロン風勉強会を開催します。徳富蘇峰の名前は、旭日丘の命名者であり、8月1日の花火大会を「報湖祭」と名付けた人……ということは知っていても、実際に徳富蘇峰が何をしたどのような人物であったかを知っている人、観光客などに伝えられる人はとても少ない状況です。私たち自身が徳富蘇峰とはどのような人であったのかを学びながら、自らの郷土の誇りとし、観光客をはじめ他の人に伝えることができるだけの素養を身につける場として、勉強会を開催します。
夏 8月24日(土)14:00〜16:00 勉強会、18:00〜交流会(要事前予約)
場 所:旅籠桜屋 セミナールーム 山中湖村山中300-19 ℡0555284561
交流会:18:00〜 旅籠桜屋内 Koo Café(クーカフェ)〔会費 3800円:要事前予約〕
冬 12月または1月(日程未定)
印刷物(ペーパーメディア)
誰もが山中湖で徳富蘇峰の人生とその時代背景を知ることができるリーフレットを編集・発行します。徳富蘇峰の人生とその取り組みなどを、図解を多用して自分自身でも理解でき、さらに他人にも伝えられるツールとしての印刷物(パンフレット)を作成します。生まれてから亡くなるまでのタイムラインを横軸に、住んでいた場所、取り組んだ仕事、関わった人たちなどを水平に描きながら、一目で理解できるインフォグラフィックス(ダイアグラム)として表現することを目指します。このほか勉強会・フォーラム内容を電子書籍・冊子にまとめ配布予定です。
ウェブサイト
徳富蘇峰の偉業を伝えるためのウェブサイトを立ち上げます。基本的には、戦後玉音放送の三日後から書き始めた「頑蘇夢物語(終戦後日記)」を、70余年の時を超えて、同日からスタートする予定です。また会のブログでは、勉強会・フォーラムの告知やレポート掲載予定。FacebookやTwitterなどSNSと連携して拡散を図ります。このほか勉強会・フォーラム内容を電子書籍・冊子にまとめ配布予定です。
徳富蘇峰ブログ「頑蘇夢物語」 https://tokutomisoho1863-1957.life
山中湖村の地域資源を活かす会 https://www.yamanakako.club
賛同
- 鬼木誠(衆議院議員)
- 白木大五郎(企業リスク研究所代表)
- 田村豐彦(福岡縣護国神社宮司)
- 堀内恭彦(弁護士)
- 三好兼治(三好食品工業(株)代表取締役・日本豆腐協会会長)
- 阿比留瑠比(産経新聞社論説委員兼政治部編集委員)
協賛
- 三好食品工業(株)福岡県
後援(申請予定)
- 山中湖村
- 山中湖村教育委員会
協力
- 山中湖村文学の森公園 徳富蘇峰館
- 特定非営利法人地域資料デジタル化研究会
- 一般社団法人山中湖観光協会
- 旅籠桜屋•Koo Café (山中湖村)
- (有)フジヤマコム
- 日本再興会
ご賛助・ご寄付
山梨中央銀行 山中湖支店(普通) 285662 山中湖村の地域資源を活かす会